快適な入れ歯②
みなさんこんにちは。新川通りデンタルクリニック院長の横井です。
前回は快適な入れ歯と題してインプラントオーバーデンチャーについてお話ししましたが今回はコーヌス義歯について簡単にお話したいとおもいます。コーヌス義歯???とお思いになるかたがほとんどだと思いますが簡単に説明すれば上の図のように入れ歯の部分と差し歯の部分がくっ付いている取り外しができる義歯のことをさします。義歯の部分が取り外し出来ることは想像つきやすいと思いますが差し歯の部分も義歯とくっ付いているので差し歯の部分もとれるようになっています。メリットは自分の歯の上に被せてある差し歯の部分と義歯がくっ付いているので差し歯の部分が安定している限り、義歯の部分も安定しているので、痛くない違和感の少ない安定した義歯になります。適用症は何本かの残存歯が安定していなければこの義歯をつくることができません。昔はよくやられているかたが多かったのですがインプラントが盛んになるにつれ少なくなっていました。しかしここ最近またコーヌス義歯の良いところが評価され人気が出てきています。やはり良いものは時代関係なくずっと残るようになっているのですね!個人的に私も昔からコーヌス義歯はやっていましたがこのコーヌス義歯にした患者さんから痛くて噛めないようなことはほとんど言われたことがなく、みなさん満足して快適に使用してもらっています。ただしこのコーヌス義歯には適用症があるのですべての方がができるわけではありません。残っている歯の状態、位置なども適用症に関わってきます。当然、保険治療ではできません。入れ歯が大きいので違和感が強く、食事が痛くて美味しく物を食べれない方にはインプラントオーバーデンチャーかコーヌス義歯がおすすめだと思います。全身的な病歴があってインプラントができないためにインプラントオーバーデンチャーを作製できない方にはコーヌス義歯の選択になるかと思います。詳しくお話しを聞きたい方はお気軽にご相談下さい。
投稿日:2016年10月6日 カテゴリー:院長ブログ