補綴(詰め物・被せ物)について
こんにちは☀
今回は自費治療と保険治療の違いについてお話したいと思います。
一般的に自費治療と聞くと「高い…」と思ってしまう方がほとんどかと思います。
実際私も歯科に携わる前は「どうしてそんなに高いのだろう…」と思っている1人でした(笑)
ですが、いろいろ調べていくにつれその違いが理解できるようになりました。
結論から先に言うと「素材」「一歯にかける時間(手間)」「クオリティ」が違います。
素材については保険では限定的なものとなってしまいますが、自費ではその方の口腔内の状態により良いものを選ぶ事が出来ます。
保険と自費では金属にしても使っている素材が異なります。
まず型取り(印象)の時点でもアルジネート(ピンクの型取り材と言えば分かりやすいでしょうか?)だけでなく、自費の場合はシリコンでさらに精密に型をとります。
その後流す石膏も保険と自費では違います。
石膏が完成し、ここからは技工士さんのお仕事!
(先日いつもお世話になっている技工所さんを見学させて頂いた際の写真を交えながらざっくりと進行しますね♪笑)
まず私達が作った石膏を綺麗にトリミングし、台に固定してくれます。
ちなみに保険だとシングルピン・自費をだとダブルピンで更にしっかりと止めるそうです。
その後スキャニングをし、PCで様々な角度から構造を細かく出し、カッティング、マイクロ等を使い手作業で細部を削ったり、更に細かく色を塗布していました。
もうまさに職人技です‼
これまでの時間を要して自費治療の補綴物は作られているんですね…。
だから素材の良さだけでなく、より高い審美性・親和性・耐久性がうまれ、後の再発や歯周病リスクを最小限に抑えることに繋がるのです。
自費…安易に「高い」ではなく予後も含め「それだけ価値があるもの」という考えを少しでも持って頂けたら幸いです(´▽`)
「こうしたいけど…どうしたらいいのかわからない」そういうときは気軽にご相談下さい✨
当院はDr・衛生士のみでなく、スタッフ全員トリートメントコーディネーター(TC)セミナーを受講致しました。
とは別に、私事ではありますがTCの認定を受けることが出来ました。
TC=患者様にとってはお口の相談役と捉えて頂き、口腔内の健康作りにお力添え出来るよう努めたいと思います。
投稿日:2017年6月18日 カテゴリー:スタッフブログ