TCH(上下歯列接触癖)
もうすぐ9月!
秋に向かっていますがまだまだ暑い日が続きますね。
今回はTCH(上下接触癖)についてお話ししようと思います。
この言葉を知っている方のほうが少ないと思いますが
tooth contacting habitの略で
【歯ぎしり】【くいしばり】の事です。
お口を閉じている時、上下の歯は接触していますか?していたらまさにTCHです。
安静位空隙といって、上下の歯に少し隙間があるのが正常です。
1日の接触時間は食事、会話合わせて20分程度です。
ストレスや疲れ、何かに集中している時は注意です。
TCHがある方は、歯がすり減ってきたり、歯の痛み、頭痛、肩こり、顎の痛み、歯周病の進行、歯の破折
と様々な症状がでてきます。
日々お口の中を見ていて感じることは、TCHの患者様が多い‼︎‼︎
虫歯でもないのに、痛みが続いている場合TCHが原因の事がよくあります。
自覚症状がない事がほとんどなので、TCHのお話をすると驚く方が多いです。
一度お口の中を見てみてください。
⚫︎頬の粘膜に白いすじがありませんか?
⚫︎骨がボコボコとでてきていませんか?(骨隆起)
⚫︎舌に歯型のようなものがついていませんか?
もし!あればTCHの可能性大です。
予防としては、〈歯を離す〉です!笑
目につく場所に付箋に歯を離す!と書き意識付けます。
当院では、寝る時に装着するマウスピースも作っています。
ご自身の歯を守るためにも、TCHがある方にはおすすめしております。
気になる方はスタッフまでお声がけください(^^)
投稿日:2022年8月29日 カテゴリー:スタッフブログ